(その後の) a piece of cake !

今宵、すべての劇場で。

2008-01-01から1年間の記事一覧

「proof」コロブチカ旗揚げ公演(本文追加予定)

本文は後日追記する予定です。 ■データ ソールドアウト続出でちょっと焦ったソワレ/王子小劇場 12・25〜12・29 作/デイビッド・オーバーン 翻訳/谷賢一 (DULL-COLORED POP) 演出/黒澤世莉 (時間堂) 出演/コロ (柿喰う客)、小谷真一、こいけけいこ (リュカ…

「空ソラの定義」俳優座プロデュースNo.79(本文追加予定)

本文は後日追記する予定です。 ■データ やはりこの劇場は平均年齢ちょっと高めなマチネ/六本木俳優座劇場 12・11〜12・21 作/青木豪(グリング) 演出/黒岩亮 出演/松永玲子(NYLON100℃)、名取幸政、中嶋しゅう、浅野雅博、杉山文雄、津田真澄、塩屋洋

「グッドナイト スリイプタイト」パルコ・プロデュース公演(本文追加予定)

本文は後日追記する予定です。 ■データ 開演前のご本人直々のアナウンスが毎度粋なソワレ/渋谷PARCO劇場 11・18〜12・28 作・演出/三谷幸喜 出演/中井貴一、戸田恵子

「あれから」KERA MAP #5(本文追加予定)

本文は後日追記する予定です。 ■データ しみじみ晩酌をしたくなった(勿論しましたとも)ソワレ/世田谷パブリックシアター 12・13〜12・28 作・演出/ケラリーノ・サンドロヴィッチ 出演/余貴美子、高橋ひとみ、萩原聖人、岩佐真悠子、柄本佑、金井勇太、赤…

「the reality show-リアリティ・ショウ-」虚構の劇団第2回公演(本文追加予定)

本文は後日追記する予定です。 ■データ やけに空席が目立った初日ソワレ/新宿紀伊國屋ホール 12・12〜12・20 作・演出/鴻上尚史 出演/大久保綾乃、小沢道成、小名木美里、小野川晶、杉浦一輝、高橋奈津季、三上陽永、山崎雄介、渡辺芳博

「軋み」ブラジル(本文追加予定)

本文は後日追記する予定です。 ■データ 櫻井の平手で口から血を流す西山がちょっと可哀相だったマチネ/新宿シアタートップス 12・10〜12・14 作・演出/ブラジリィー・アン・山田 出演/桑原裕子(KAKUTA)、辰巳智秋、櫻井智也(MCR)、西山聡、諌山幸治、中…

「飴をあげる」こゆび侍 企画公演(本文追加予定)

本文は後日追記する予定です。 ■データ 久々の桟敷はちょっとキツかったけど、腰痛予防タイムの配慮が嬉しかったマチネ/ALLARY LE DECCO 4F 12・9〜12・14 作・演出/成島秀和 出演/廣瀬友美、佐藤みゆき、川連太陽、加藤律、福島崇之、浅野千鶴(味わい堂々…

moonriders Gig / Tokyo,Round and Round 2008@SHIBUYA AX

年末ギリギリになって、今年唯一のライブ。慶一氏のレコ大受賞記念?新曲ネット配信記念? 4〜6の流れが、個人的には心和みました。しかし、ラーダーズは聴きたい曲あり過ぎで、いつもセットリストに不満をおぼえてしまうわたしです。 それにしても、2009年1…

「アタシが書くから アンタが演りなっ!」good morning N°5(本文追加予定)

本文は追記する予定です。 ■データ 驚異の1日3公演(お疲れさまです)の真ん中4時の回/中野スタジオあくとれ 12・4〜12・7 作・演出/澤田育子 主演/藤田記子(カムカムミニキーナ)、澤田育子(拙者ムニエル) 特別友情出演/MINAKO(米米CLUB)

「笑われガスター」インパラプレパラート9th Contact

公演の案内とは別に、たまに時候の挨拶のような葉書も届く律儀なインパラプレパラート。ほぼ年一回のペースで着実に公演を行っている彼らだが、前々回作にちょっとあとをひく面白さを感じたので、一回スキップしてしまったが、二年ぶりに足を運んでみた。 昔…

「煙の先」イキウメ試演会2 Bチーム

演出家の引力圏を離れ、役者部が自主運営する試演会。おそらくは、役者陣のスキルアップと、座付き作家の過去作をアーカイブ発掘することが目的だろう。今回のお題は、2007年1月に前川が参加するユニット贅により上演された作品を、Aチーム、Bチームのふた手…

「煙の先」イキウメ試演会2 Aチーム

そもそもがいい本であることを再認識して、さてAチーム。さすがに脚本はまったく同じなので、えっ、という驚きこそないけど、Bチームとは違うカラーが明確に打ち出されている。ほとんど裸だったBと較べると、こちらはちょっとだけ舞台装置の工夫(温室をビニ…

「すてるたび」五反田団第36回公演

四人の役者と四脚の折りたたみ椅子。アブストラクトに描かれるシンプルきわまりない五反田団の新作。 黒田大輔演じる少年は、三人兄弟の末っ子のようだ。上にいる長男(前田司郎)と長女(後藤飛鳥)からは、子ども扱いされたり、からかっておもちゃにされた…

「とける」ブルドッキングヘッドロックvol.15

5月に同じ会場で上演された「役に立たないオマエ」の続編にあたる。前作がある地方の公立高校の春から秋を、本作は冬から春の訪れまでを描いている。当日パンフに、主宰は半年を描いたと書いているが、物語の中では移りゆく一年という月日が流れている。 幽…

「ミチクサ−前に進まない話に浸る幸せ。」tea for two 第16回公演

tea for two は、東大構内の駒場小劇場で活動している 劇団綺畸のメンバーが中心となって1999年に旗揚げ。「テーブルとイスのあるシチュエーション」を看板に掲げて、喫茶店の隣の席の会話が聞こえて来るような身近な距離感のお芝居に取り組んでいるとの前知…

「冒険王」青年団第57回公演

個人的には、昭和の時代に秋田書店から出ていた月刊マンガ雑誌を思い出してしまいます、「冒険王」というタイトル。(わたしは、集英社系の「少年ブック」派でしたが)それはさておき、平田オリザ唯一の自伝的作品といわれるこの作品は、過去に2度上演され…

「七人は僕の恋人」ウーマンリブvol.11

一般の知名度が上がるのと反比例するかのように、その存在感が薄れていくように思えてならない、というのはファンの言い草かも。でも、ここのところ大人計画の「ドブの輝き」(松尾すずきのピンチヒッター)や、PAECO劇場の「49日後…」(演出も)では、何…

「いつか見る青い空」弘前劇場公演2008

青森での地元公演をぜひ観てみたいと思う弘前劇場。いや、そのうちなんて思ったり、口にしたりするだけじゃいつまでたっても実現しっこないですよね。なので、来年あたり思い切って足を運んでみなければ、と思う今日この頃。 どういうわけか住職のいない禅宗…

「死立探偵」劇団ジャブジャブサーキット第47回公演

やたら予告編の出来が良くて、期待が大いに募る映画「K−20」。ジャブジャブサーキットが、その原作者としてちょっとした時の人である北村想を草案者に招いてのシリーズ第三弾である。 店内の奥に探偵事務所があるちょっと変わったカフェ。なぜかミステリ…

「邪沈(よこちん)」乞局第15回公演

変なタイトルもここに極まった感のある乞局の新作。でも、今回はさすがに、その演目を人の面前で口にするのもちょっと憚られる気が。 辺境の田舎町の物語。そこでは死者を田畑に還すという古い風習があって、遺体を潰すという特殊な死体処理を請け負う商売が…

「テキサス芝刈機」クロムモリブデン

東京では、夏のシアタートップスから、わずか3か月しか間を措かないクロムモリブデン。この「テキサス芝刈機」は、ずいぶんと前から次回作として仮ちらしで予告されては消えていた演目だ。てっきり、他の作品に化けたものと思っていたのだが。 朝の通勤電車…

「リズム三兄妹」岡崎藝術座

というわけで、リズム三兄妹の物語としては、こっちがメイン(?)の本編。家を出て、同性の恋人(坂倉奈津子)と暮らしているリズム三兄妹の姉(白神美央)。働きに出ている相手の帰宅を、ひがな一日、ぼんやりとテレビ観ながら待つだけの気だるい日々。ふ…

「はやねはやおき朝御飯」岡崎藝術座

先の「三月の5日間」の2会場連続公演が大躍進となった模様の岡崎藝術座。劇団名は、てっきり地名か何かかと思ったら、主宰が借金した昔の友人の名前から取ったらしく、2003年4月設立。「朝公演・朝食付き」と銘打たれての公演は、本公演の「リズム三兄妹」…

「プラスチックレモン」ひょっとこ乱舞第20回公演

わたしの頭の中では、伊東沙保というキーワードとともにインプットされているひょっとこ乱舞。ほぼ2年ぶりに足を運ぶ今回は、ふたりの客演(コロと佐藤みゆき)にも、ちょっと背中を押された感じで。気がついてみたら、おお、吉祥寺シアター進出ですか。 世…

「紅き野良犬」JACROW11

JACROWは、前作の「斑点シャドウ」が初見だったが、時系列を並べ替えたミステリ風の趣向がきっちりとサスペンスを孕んでいて、ひと目見てその作風に惚れました。作・演出の中村暢明とともにユニットの役割を担う蒻崎今日子も、結構お気に入りで。というわけ…

「輪廻TM」ハイバイ オムニ出す(星/SF)

せめて片方と思って(常/仏)を観たら、やっぱりもう一方も観たくなってしまって結局(星/落)へ。星の「輪廻TM(タイムマシーン)」は前川知大作で、イキウメもオムニバスの「図書館的人生vol.1」の中で取り上げている一篇。 どうみても科学者というより…

「男の旅‐なつこ編‐」ハイバイ オムニ出す(落/落語)

今回のオムニ出すで、唯一の新作と思われる一篇。 先輩格の男に率いられ、三人の男が連れ立って風俗の店に繰り出していくのが発端。あーでもない、こーでもないと店の前でやっていると、店員が出てきて、いつのまにか価格交渉になってたりして。結局、乗せら…

「ヒッキー・カンクーントルネード」ハイバイ オムニ出す(常/いつもの)

まるで劇団の(というか岩井秀人の)現時点の立ち位置確認のような4テーマを掲げた連続上演。四作とも観ておきたいのはやまやまだが、仕事の修羅場が続いたせいで、気がついてみればセット券はすでに売り切れ。行ける日分の前売りもソールドアウトとなれば…

「コンビニュ」ハイバイ オムニ出す(仏/フランス)

「ヒッキー・カンクーントルネード」との抱き合わせは、これ。親族代表のために岩井秀人が書き下ろした作品で、今年2月にシアタートップスですでに上演されている。(「LIVE発電所」の3作目「コンビニ(または謝罪について)」)ちなみに、最初の予告では…

「図書館的人生 vol.2 盾と矛 〜攻めるものと守るもの、武器についての短編集〜」イキウメ

先入観もあることを承知でいうが、舞台における短編集あるいはオムニバスという形式には、どうしてもお手軽感が先にたってしまって、いまひとつ気乗りしない。しかし、イキウメの場合は、その例外のひとつと言っていいかも。前回のvol.1はかなり見応えがあっ…