(その後の) a piece of cake !

今宵、すべての劇場で。

2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「夜の来訪者」シス・カンパニー公演/紀伊國屋書店提携

段田安則が初演出に挑むJ・B・プリーストリーの翻訳ミステリ劇(原作は岩波文庫所収)。一説に本邦での初演は60年前とのことで、最近もちょくちょくあちこちで上演されていて、わたしも10年以上も前になるけど、天王洲アイルの当時アートスフィアで渡瀬恒…

プログレな一夜の夢vol.2@沼袋SANCTUARY(本文作成中)

昨年11月に大阪であったライブ・イベントの東京版。出演は、Cyclone、Go To Hong Kong、Gerald(出演順)の3バンド。 (Go To Hong Kong のセットリスト) Epilogue(部分) 螺鈿幻想 人形地獄 うつむく女(夜来香の曲) 夜笑う 木霊 奈落の舞踏会

「愛の渦」ポツドールvol.18

ポツドールに足を運ぶようになったのは「夢の城」からなので、この岸田賞受賞作を観るのは、わたしは今回が初めて。4年前の初演時のキャステイングを入れ替えて(一部同じ)の再演であるとともに、レギュラー公演としては間もなく閉館となる新宿シアタート…

「敵討襤褸錦」人形浄瑠璃文楽2月公演(第166回)@国立劇場

春藤屋敷出立の段 郡山八幡の段 大安寺堤の段 ■データ 14時30分開演/17時40分終演

ARSNOVAアルバム発売記念ライブ@沼袋SANCTUARY

アルスノヴァに関しては、頭の中にかなり古い記憶がある。まだ駆け出しだった頃、目黒のライブステーションへの出演予定が、当日になってキャンセルになったことがあった。なぜその日を記憶しているのかといえば、対バンが名古屋のルーシェルで、ノヴェラ・…

「俺の宇宙船、」五反田団

作者の前田司郎が半生を振り返って、自分がヒーローだった幼稚園児の時代の話を書きたい、といっていた五反田団の新作。執筆過程でちょっとした(?)軌道修正はあったみたいだが、出来上がったのは大人の世界と子どもの世界が奇妙に重なり合う印象的な作品…

Wetton Downes' Icon(1st stage)@Billboard東京

ビルボード東京は、ひとつのステージが1時間くらいのショータイムで、ちょっと物足りないし、品の良さがロック向きじゃないという声もあるが、ゆったりと間近に観られるので、わたしは好きなライブハウス。そうそうはないけど、プログレ系のアーティストが…

「床下のほら吹き男」MONO第36回公演

石の上にも20年。(ぱちぱち)素晴らしいキャリアのマイルストンを打ち立てたMONOの新作は、ビュルガーの「ほらふき男爵の冒険」をモチーフにしたニッポンの姉妹たちの物語。 (以下、ネタバレを含みます。未見の方はご注意を!) 父母を幼い頃に亡くした南…

FRANZ FERDINAND JAPAN 2009@ ZEPP TOKYO

やっと観れました、FRANZ FERDINANDのライブ。前回の来日は、仕事のせいで武道館のチケットを無駄にしてしまったので。アンコールを含めて90分程度でした。満足。 それにしても、開演前のバーの尋常じゃない混み方、ちょっとひどいよ、ZEPP東京! ・セット…

「その夜明け、嘘。」

NHK大河ドラマの「篤姫」と、公開間近のクドカンの映画「少年メリケンサック」の谷間で、宮粼あおい人気も最高潮。そんなさ中、熾烈なチケット争奪戦には敗れたものの、知人の好意で奇跡的にチケットが手に入って。 (以下、ネタバレを含みます。未見の方はご…

「クロウズ」スロウライダー 12th act

8年というキャリアにあっさりとピリオドを打つ最終公演。これまた閉館間近の新宿シアタートップスにて、ゾンビものをウォーホルばりのキャンプユーモアに乗せた最後の作品。 (以下、ネタバレを含みます。未見の方はご注意を!) 近未来の日本。体が腐敗して…