2005-11-01から1ヶ月間の記事一覧
ミステリにおける法廷劇のパターンは、おおよそこんな感じだと思う。刑事告発を受けた被告人が登場し、冒頭、彼または彼女は決定的ともいうべき厳しい状況に立たされている。その後、裁判の中では、目撃者の証言がなされたり、新たな証拠が見つかったりする…
かなりお気楽な人生を送っているわたしだが、今から溯ること四半世紀前は、今の百倍はお気楽な日々を送っていた。当時は、土曜も半日会社があって、昼からは新宿あたりのレコードショップや書店を冷やかしたりして、のんびりとした午後を過ごしたものだった…
1970年、その年日本のロックはひとつの進化を遂げた、なんてちょっと大袈裟かも。でも、細野晴臣(b&vo)、大滝詠一(vo&g)、鈴木茂(g&vo)、松本隆(ds)の4人からなる〝はっぴいえんど〟が、URCレコードからデビュー・アルバムをリリースしたのは、ある意味…
当初は、最近頭角をめきめきとあらわしてきてるFantasmagoriaも参加する予定だったというこの日のイベントだが、関西プログレ・シーンを代表する2バンドを同時に観られるだけでも、その充実度はかなりのもの。昨年の復活以来の快進撃が続く新生スターレスと…
新人バンドがこぞって出演するプレデイを含めて6日間のフェスティバルのうち、この日は4日目。わたしは、前日に続いて2回目のアウトブレイクである。この日のお目当ては、アメリカから参加のHolding Patternなのだが、驚いたことに発売日を遥かに過ぎて購…
かつては、同じ公演に何度も足を運び、買ったビデオが擦り減るほどどっぷりと夢中になって観たというのに、野田秀樹の芝居との相性が悪くなって久しい。夢の遊眠社を解散し(最終公演は1992年)、イギリス留学から帰ってNODA・MAPを結成した頃(第1回公演は19…