2005-04-01から1ヶ月間の記事一覧
ルーシェル(Lushel)のライブには、過去に3度立ち会っている。最初は、渋谷のラママでのプログレ・イベントで、ジョイントはロマネスク・シンドロームというメタル系のバンドと剣の舞ではなかったか。その次に見たのが、目黒の鹿鳴館で、対バンは無名時代…
2004年のカンヌでグランプリという鳴り物も入った本作は、「殺人の追憶」と並んで、昨年公開された韓国映画の中では飛びぬけて評判のよかった作品といえるだろう。ミステリ・ファンにも強くアピールしたという点でも双璧。なんと原作は日本のコミックで、九十…
新感線の看板女優、高田聖子が座長をつとめる〝月影十番勝負〟のシリーズも、早いもので9回目を数える。高田聖子命のわたしとしては、当然のごとくマメに足を運んでいるが(ただし、見逃しもあり)、一番一番が高田聖子にとって、単に修行の場というだけで…
芝居の判り易い、判り難いの境界線は、わたしの場合、観終えた後に舞台を反芻して、そのテーマがどれだけ目の前に浮かんでくるかという点にある。しかし、その物差しだと、判り難かったと思える芝居は結構多い。劇団、本谷有希子の『乱暴と待機』も、やはり…
双数姉妹の舞台に接するのは初めてのことである。彼らのルーツは早稲田大学の劇研だそうだが、大隈講堂の裏のテント時代とはメンバーも相当入れ替わっているようで、わが贔屓の野口かおる嬢も、当時は名を連ねてなかったというから、ここに来るまでは相当の…