(その後の) a piece of cake !

今宵、すべての劇場で。

プログレ・オールスターズ Vol.3@沼袋Live House SANCTUARY

和のプログレとしては極北の存在ともいうべき絶対無と中島一晃(ex.ページェント)率いる浪漫座別館のジョイント。89年のアルバムデビュー以来、孤高の道を往く感のある絶対無は、たまたま聴いた「花魁」(2005年4th)が素晴らしかった。浪漫座別館は、去年夏の東京ライブはどうしても行けなかったので、今回はなんとしても見たくて。
絶対無は、ボーカルの要子(かなこ)を中心に、タイトで力強い演奏を繰り広げる50分。以下、バンドの事前のアナウンスをHPから転載。
「現在「ATTITUDE」「如来仏」のメンバーであり、他にもいくつかのバンドのベースをサポートしている「May」(2003〜2004年、絶対無ベーシスト)が今回、ベース、キーボードで友情参加!彼女自身がベーシストとしてレコーディングにも参加した 3rd.アルバム「What Can I Do」に収録された大作「物憂い朝」をなんと今回はキーボード、コーラスでサポート!定番の代表曲「花魁」、前回 dressTOKYO ライブで好評だった「時間自らの迷い」「しゃらん」などのほか、ライブではまず聴けない過去のレア曲も披露」
浪漫座別館は、ページェント時代の曲や、デビューアルバム未収録の曲を織り交ぜての90分。ボーカルのひなの溌剌としたステージングと2度に渡るお召し替えも楽し。しかし、浪漫座別館(つまり中島一晃)は曲がいいなぁ。ページェントの曲もまったく違和感ないので、どんどんやった方がいいと思う。また来てね、東京。
以下、セットリスト。
・孔雀デラノーチェ(新曲)
・恋する王様
・綺麗な人達
・遠い約束
・アイドルエルドラド
・ホテルパノラマ
・罪深き蝶々
・太陽の系図(新曲)
・エピローグ(ページェントの曲)
・夢幻の宴
アンコール
(漫才)
セルロイドの空(後半のみ、ページェントの曲)
・奈落の舞踏会(ページェントの曲)