(その後の) a piece of cake !

今宵、すべての劇場で。

北村昌士追悼〝TRANS RECORDS FINAL PRESENTS〟@新大久保EARTHDOM

生前の北村昌士をステージの上に見たのはたった一度で、渋谷パルコ(だったと思う)の〝ポスト・モダンミュージックへの序章〟というイベントだった。同じタイトルのアルバムをリリースしたばかりのフォノジェニックスのボーカルとして名曲〝Lady of Fate〟を歌った。
YBO2での活動が有名な北村だが、個人的にはCanis Lupasの3枚のアルバムが贔屓。初期の2枚が愛聴盤で、ひそかにCD化を待っている。というわけで、北村本人を追いかけていたわけではないが、彼の周辺のいわゆるTRANS系の音が好きで、ZOAは今でもフェイバリットのバンドだ。秋になって突然届けられた訃報は、音楽ばかりでなく、同じ世代の人間としても大きなショックだったわけだが、追悼のイベントがあり、名だたる顔ぶれが駆けつけるというので、行かねばならないと思っていた。TRANS RECORDS FINAL PRESENTSというタイトルが、なんとも切ない。
参加のアーティストは、以下のとおり。
KK NULL
BACTERIA
バルド・ソドル
割礼
BAKI
さかな
森川誠一郎(ZOA)+高橋幾郎
ゴモラレコード(SODOM)
RUINS-alone
ヤマジヒデカズ
ASYLUM
どうしても仕事が押している関係で、わたしは全部を観られなかったのが、残念。それでも、4時間半のスタンディングで、8アーティストを聴いた。帰宅後、自宅では酒を呑まないという禁をとき、ビールを少し呑んだ。ライブの詳細は、あとで追記すると思います。

■データ
2006年12月3日 15:00〜