(その後の) a piece of cake !

今宵、すべての劇場で。

遅れてやってきたクリスマス・アルバム THE PEARLFISHERS 〝A SUNFLOWER AT CHRISTMAS〟

ニューリリースのインフォを見かけてアマゾンにオーダーしたまではよかったけど、Sad cafe のベストアルバムと一緒に申し込んだのが大失敗。11月下旬のことだが、クリスマスまで1か月もあるから、間に合うだろうと高を括っていたのだが…。 Sad cafeがなかなか入らずにわたしのオーダーはずいぶんと長い間放置されていたようだ。で、結局(Sad cafeはしょうがなくキャンセル)届いたのは年が明けて、正月休みも終わってから、となった。

まぁ、季節感もあったもんじゃないけど、やはりパールフィッシャーズのメロディは、素晴らしい。前作『Sky Meadows』 の完成度がめちゃくちゃ高かった彼らだけど、まだまだ先だろうと思っていた新作がこんなに早く届けられたこと自体、嬉しい驚きだった。それも、クリスマスアルバムだなんて、実にパールフィッシャーズらしい。
一応、ミニアルバム仕様の7曲収録だけれど、これはもうほとんどフルレンスの作品に匹敵する充実した内容になっている。

1) Snowboardin' 2) Winter Roads 3) Blue December (In The City) 4) Snow Plus Christmas 5) Ice Race 6) The Snow Lamb 7) Away in a Manger/A Sunflower at Christmas

グラスゴーのバートバカラック、あるいはポール・マッカートニー、あるいはブライアン・ウィルスン。どんな喩えをひいてきても、パールフィッシャーズのデイヴィッド・スコットには、過大じゃない。今回のアルバムにも、すべてシングルリリースが可能な極上のポップ・ソングが満載。例によって、ジャケットも最高。パールフィッシャーズのフリークはインターネットにも多いようで、このアルバムも昨年のクリスマス頃にはあちこちの音楽好きのブログで紹介されてました。

ところで、久々に公式サイトをのぞいてみたら、パールフィッシャーズのライブアルバムが紹介されていて、焦った。どうやらハンブルグで行われたデイヴィッド・スコットのアコースティック・ワンマン・ライブ(12th March 2004.)の音源みたいだけれど、曲目を見ると過去の代表曲がずらり。あー、聴きたいよう。ブートレッグと書かれているが、どうやったら手に入るのでありましょうか。