現実と虚構の境界線を話題にした当日パンフの主宰ごあいさつに、今回公演のヒントがあると思ったのは、穿ちすぎ? サンモールスタジオを中央に横切る白一色の舞台。幕があがると、後手に手錠をかけられた板垣雄亮が椅子に括りつけられている。どうやら、何ら…
まるで群集劇のような前作「性癖優秀」で、両手両足の指で数えても余るほどの登場人物ひとりひとりの輪郭をブレなく見せたことに感心させられた柿喰う客。あまり間を措かないでの今年四回目の公演は、劇団のコアなる部分を支える役者たちによる四人芝居であ…
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