(その後の) a piece of cake !

今宵、すべての劇場で。

ネオGSの誘惑(6)山本ヒロシとザ・パロッツの〝アルバムナンバーワン〟

2001年夏に公開されたGS映画の怪作〝東京ハレンチ天国・さよならのブルース〟の主演者とスタッフが結成したザ・パロッツのファースト・ミニ。(リリースは2007年7月)〝東京ハレンチ天国〟は、インディーズ映画の素人臭さと馬鹿さ加減はあるものの、GS映画としてはディープな雰囲気があって、私は結構好み。(本ブログで取り上げたこともある)パロッツは、そのお披露目イベントで演奏したという。
このアルバムは、コントを挟むなど、いわゆるお遊びの域をでない内容ながら、ヤンガースの〝マイラブマイラブ〟をカバーするなどの拘りもあって、愉快。東高円寺のUFOクラブでは、レコ発ライブを行われたと聞いている。メンバーは、ボーカルが山本ヒロシ、リードギターがホンチ(本田降一)、サイドギターがよこやん(横山浩基)、ベースがりょうちん(三浦良子)、ドラムがカオリ(宗我部香)の5人。単発のおちゃらけで終わらせるには、ちょっともったいない気もする。