(その後の) a piece of cake !

今宵、すべての劇場で。

ネオGSの誘惑(1)サリー・ソウル・シチューの〝宇宙でランデヴー〟

ファントム・ギフト時代の曲のセルフカバーが話題になっているサリー・ソウル・シチューの〝宇宙でランデヴー〟。平山みきのボイスに「おおっ」とくる〝ハートにOK!〟や、GO!GO!7188中島優美をフィーチャーした〝魔法のタンバリン〟(インド・テイストむんむん)も勿論嬉しいけど、全体としてはかなりバラエティに富んでいる。
おそらくはコンセプトだろう、1曲ごとに女性ボーカリストを招いて曲ごとに違う方向性も目指す試みは、トータルでは百花繚乱の面白味があって、なかなか楽しい。小島麻由美の〝エンド・オブ・ザー・ワールド〟なんて最高だし、土岐麻子の〝男の子女の子〟もなかなか。玩具箱をひっくりかえしたような賑やかさが、なんとも嬉しい。
子どもの日には、渋谷のチェルシー・ホテルでのレコ発ライブも決定し、さっそくチケットを押さえたことは言うまでもない。しかし、このアルバムが、昨年あたりからしょぼしょぼと燻っていたネオGSのマイブームに、火をつけることに。

宇宙でランデヴー(初回限定紙ジャケット仕様)

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