(その後の) a piece of cake !

今宵、すべての劇場で。

〝the who’s TOMMY〟【速報】

ロックオペラは、ここから始まったと言っても過言ではないフーの〝トミー〟。それを、劇団☆新感線いのうえひでのりが演出するのだから、期待するなった方が無理だろう。でも、「あれ、こんな筈じゃなかった」というのが正直な印象。
迂闊だったなと気づいたのは、タイトルにあった「the who’s」という但し書きだ。なるほど、これは横のものを縦にしただけのオリジナルの再現なんですね。もしかしたら、権利者からの制約が多いのかもしれないが、〝SHIROH〟の中川晃教まで連れてきて、原典をなぞっだだけとは寂しい。いのうえ流の解釈なり咀嚼なりが、なんとしてもほしかった。高岡早紀は素敵だったけど、これで12000円はどう考えても高い。初日。(15分休憩を含めて120分)※3月31日まで 日生劇場(東京公演)